一度閉じた扉が再び開いた。
Youth LagoonことTravel Powresはひどい薬物反応を起こし、喉頭と声帯を8カ月失った。歌うことはおろか、再び話すことさえ出来るかわからない状況でメッセージと紙とペンが唯一のコミュニケーション手段だったそうだ。
そんなYouth Lagoonが8年ぶりのアルバム『Heaven Is A Junkyard』で復活。
名門Fat Possumよりリリースです。
絶望を経て復活を遂げた彼の楽曲は痛みを感じつつもどこか優しい。
泡に包まれるような浮遊感、生々しいメランコリックが美しい。
私は聴いた瞬間に涙いたしました。
耳元で囁くように聞こえる声と緩く漂うドラムのビートがなんとも心地よい。
歌のメロディーもスッとハマっていて全ての要素が曲を完璧に仕上げています。
さらに今作に至るまで「歌詞が正しくなければ、曲も正しくない」とアルバム2枚分ほどを没にしたそう。その曲たちも聴いてみたいですよね。