シカゴを拠点に活動するシンガーソングライター。
前作 Mia Margaret に続く3rdアルバムでセルフプロデュースによる全12曲を収録。Jagjaguwarよりリリースです。
前作では体調を崩しながらもボーカルをほぼ抜いたインストアルバム”Mia Gargaret”を発表し新たな境地を開眼した彼女。
フィールドレコーディングされた音をバックに奏でられる彼女の優しいピアノが心地よく心が洗われます。
Hinoki Woodでは放牧的な雰囲気にピアノの鍵盤を押す音まで聞こえるような繊細さ。
わずか1:35の永遠が冒頭より感じられます。
Cicadasは田舎へ帰った時、虫の鳴く静かな街の中でそっと歌っていてくれているような感覚になります。その音色はどこまでも優しく心に安寧をもたらしてくれます。
A Stretchはマイク・ミルズの映画で流れていそう。
不安定なピアノ、ふわりと流れるサックスの音色が心地よい。
そしてアルバムのちょうど真ん中6曲目City Songでは彼女のウィスパーボイスを乗せた歌モノ。ここまでが一旦閉じられてまたここから始まっていくのだろうと感じさせる。一度失った声を再び紡ぎ出し、どこか不安定さも抱えながらこれからも続いていくことを想起させます。